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Apache HTTP Serverのコンテキストパスの設定方法

このページでは、Apache HTTP Serverのコンテキストパスの設定方法についての情報を掲載しています。

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目次

この記事の目次です。

1. Apache HTTP ServerとApache Tomcatで連携
2. Apache HTTP Serverの設定
3. Tomcatの設定ファイル(server.xml)

更新履歴

1. Apache HTTP ServerとApache Tomcatで連携

Apache HTTP ServerとApache Tomcatで連携させることを前提に説明を記載しています。

2. Apache HTTP Serverの設定

ajpモジュールを利用可能にして、VirtualHostの設定でApache Tomcatとajpプロトコルで通信して連携する設定を行います。

ajpモジュールの有効化とProxyPassの指定を追加

「Apache HTTP Serverインストールディレクトリ>\conf\httpd.conf」を編集します。 設定を有効にするにはApache HTTP Serverの再起動が必要です。

# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf

 :
 LoadModule proxy_module modules/mod_proxy.so
 LoadModule proxy_ajp_module modules/mod_proxy_ajp.so
 :
 
<VirtualHost *:80>
 ProxyPass /<コンテキスト名※1,2> ajp://<Tomcatアドレス※3>/<コンテキスト名※1,4>
 </VirtualHost>

3. Tomcatの設定ファイル(server.xml)

Tomcatの設定ファイル(server.xml)です。

配置場所

<Tomcatホームディレクトリ>/conf/server.xml

設定ファイルの例

server.xmlのイメージです。「…」は省略を表しています。

<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?>
 <Server …>
  <Service name="Catalina">
    <!--: 省略-->
    <Connector port="<ajpポート番号>"
               protocol="AJP/1.3"
               …
                />
     <Engine …>
       <Host …>

         <Context path="/<コンテキスト名>※"
                  docBase="<Webアプリケーションの置き場所>"
                  reloadable="true" />

       </Host>
     </Engine>
   </Service>
 </Server>

※「/<コンテキスト名>」の部分をコンテキストパスと言っています。

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