サーブレットとは―Webアプリに使われるJavaのクラス

サーブレットとは、HTTPリクエストなどのネットワーク・リクエストに応答するプログラミング言語のJavaのクラスです。

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目次

この記事の目次です。

1. サーブレットとは
2. サーブレットの簡単な説明
3. サーブレットとJSPの違い
4. java servlet関連のフレームワーク

参考情報
更新履歴

1. サーブレットとは

サーブレットとは、HTTPリクエストなどのネットワークリクエストに応答するJavaのクラスです。

Javaのクラス

Oracleのドキュメントでは、サーブレットは、リクエストレスポンスプログラミング・モデルによってアクセスされるアプリケーションをホストするサーバーの機能を拡張するために使用されるJavaプログラミング言語のクラスと解説しています。

サーブレットの説明にある「クラス」の意味

クラスは、Javaなどのオブジェクト指向プログラミングで使用される用語です。 オブジェクトを作る際に元となるもので、具体的なオブジェクトを抽象化してクラスが設計されます。

2. サーブレットの簡単な説明

サーブレットの簡単な説明です。 以下のポイントについて知ると、サーブレットがどんなものか分かるのではないかと思います。

• Webアプリケーションを実装するために使用される
• Strutsなどサーブレットの上で動作するフレームワークがいろいろある
• ネットワーク側を処理するサーブレットコンテナ内で実行される

Webアプリケーションを実装するために使用される

基本的にサーブレットはWebアプリケーションを実装するために使用されます。

Strutsなどサーブレットの上で動作するフレームワークがいろいろある

Strutsなどサーブレットの上で動作し、サーブレットが提供する「これはHTTP要求で、このHTTP応答に書き込みます」といったレベルよりももっと抽象化を行うフレームワークがいろいろあります。

ネットワーク側を処理するサーブレットコンテナ内で実行される

サーブレットは、HTTPリクエストの解析、接続処理などネットワーク側を処理するサーブレットコンテナ内で実行されます。

3. サーブレットとJSPの違い

サーブレットは動的なHTMLを作成できますが、ソースコード中にHTMLタグを記述する形式ではなくHTMLタグの出力が手間です。 そこで生まれたのがJSPです。JSPは、HTML中にJavaコードを記述する形式でHTMLタグを出力する処理を記述しなくて済みます。

4. java servlet関連のフレームワーク

java servlet関連のフレームワークについてです。

Apache Struts

Strutsとは、Apacheで開発が行われているJavaのWebアプリケーションのフレームワークです。 読み方は「ストラッツ」で正式名は「Apache Struts」です。

S2Struts

SAStrutsは、JavaのWebアプリケーションフレームワークの一つである「Apache Struts」を拡張し、設定ファイルの作成・更新の自動化などができるようにしたフレームワークです。 Seasarプロジェクトがオープンソースとして開発・公開しています。

参考情報

参考情報です。

JSP

JSPは、JavaServer Pagesの略で、HTMLページを出力するためのサーブレットの拡張技術です。

詳細

更新履歴

このページの更新履歴です。

• 2022/8/16 サーブレットの説明にある「クラス」の意味について追記しました。
• 2022/3/21 java servlet関連のフレームワークについて追記しました。
• 2022/1/14 サーブレットとJSPの違いについて追記しました。
• 2021/9/29 記事をUPしました。

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