マイクロサービスは、開発者がサービスを独立して開発およびデプロイできるようにするアーキテクチャです。実行されている各サービスには独自のプロセスがあり、これによってビジネス・アプリケーションをサポートするための軽量モデルが実現されます。
この記事の目次です。
1. マイクロサービスとは
2. マイクロサービスとモノリシック
3. マイクロサービスのメリットとデメリット
4. マイクロサービスフレームワーク
マイクロサービスは、開発者がサービスを独立して開発およびデプロイできるようにするアーキテクチャです。 実行されている各サービスには独自のプロセスがあり、これによってビジネス・アプリケーションをサポートするための軽量モデルが実現されます。
マイクロサービスはマイクロサービスアーキテクチャを略です。
Google Cloudでは、マイクロサービスアーキテクチャを「サービスのコレクションとしてアプリケーションを開発するアプリケーションアーキテクチャの一種で、 マイクロサービスアーキテクチャダイアグラムとサービスを個別に開発、デプロイ、管理するためのフレームワークを提供します」という定義を記載していす。
参考)https://cloud.google.com/learn/what-is-microservices-architecture?hl=ja
マイクロサービスと対比して、モノリシックという言葉があります。
モノリスは「一枚岩」という意味の英語で、全体が一つにまとまっている構造のアーキテクチャです。 モノリシックな手法は、アプリが大規模になればなるほど、新しい問題への対応や新機能の追加を迅速に行うのが難しくなるのが欠点といわれます。
マイクロ―サービスのメリットは、マイクロサービス間の依存性を小さくすることが可能、冗長化や性能向上がしやすい、メンテナンスがしやすい、などのメリットが挙げられます。
マイクロ―サービスのデメリットは、トータルのメモリ使用量が増える傾向、ネットワーク遅延の影響を受けやすい、などのメリットが挙げられます。
マイクロサービスフレームワークについてまとめていきます。
マイクロサービスフレームワークは、マイクロサービスアーキテクチャを実装するためのフレームワークを意味する用語です。 たとえば、Spring BootやAzure Service Fabric、Helidonなどが挙げられます。
Spring Bootとは、オープンソースのJavaベースのフレームワークです。マイクロサービスの開発に使用されます。
Azure Service Fabricは、Microsoftのスケーラブルで信頼性に優れたマイクロサービスとコンテナーのパッケージ化とデプロイ、管理を簡単に行うことができる分散システム プラットフォームです。
Helidonは、Oracleのマイクロサービスの開発に必要な3つのコアコンポーネントを備えた、マイクロサービスベースのアプリケーション開発のためのマイクロフレームワークです。
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