このページでは、Tomcatの設定ファイル(server.xml)についての説明を掲載しています。
server.xmlは、Tomcatの全般的なサーバの機能を定義する設定ファイルです。
<Tomcatのホーム>/confディレクトリ配下に配置されています。
たとえば、HTTPやAJPなどの接続やTomcatの起動停止を行う管理機能の設定を定義します。 また、コンテキストなどWebコンテナとしての設定も定義できます。
設定内容はXMLで記述されます。 コンテキストにかかわる設定部分はserver.xmlに記述せずに、 「<コンテキスト名>.xml」という名前でコンテキスト、ネーミング・リソース、セッション・マネージャーなどの設定を記述することもできます。
Webアプリケーション内のクラスやパスなどの設定は、web.xml(配備記述子)というファイルに記述されます。 Webアプリケーションのファイル類にまとめられたディレクトリやアーカイブにweb.xmlは置かれます。
server.xmlの設定要素と属性の例です。
Service要素は、あるエンジンに接続されるすべてのコネクタ群を表現した設定要素です。
Connector要素は、ウェブブラウザや、Apache HTTPD Serverといった他のサーバからのコネクションを受け付けることができるソフトウェア部品を表現した設定要素です。
Engine要素は、Service要素の中に指定されているConnector要素の1つからリクエストを受け取り、処理の手配を行い、結果を元のConnector要素に返すソフトウェアを表現した設定要素です。
Host要素は、特定のEngine要素内でリクエストの処理を行うホストコンピュータを表現した設定要素です。
appBase属性とは、該当Hostのウェブアプリケーションディレクトリや/、WARファイルを指定するTomcatのserver.xmlの設定要素であるHostに指定できる属性です。
もっと知識を広げるための参考です。
このページでは、Tomcatとはどのようなものか、簡単に解説しています。
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アプリケーションコンテキスト / コンテキスト / コンテキストパス / コンテキスト名.xml / コンテキストルート / サーブレット / マイクロサービス / ルート
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